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日にち：2009年3月19日(木)
場所：東京都立山崎高等学校
年度末試験が終わった2009年3月19日に山崎高校の2年生を対象に初の試みとなる同窓会主催の進路紹介セミナーを開催いたしました。事前に、学校側と数度にわたる話し合いを行い、準備を進めました。セミナーの講師は同窓会ホームページ等を通じて同窓会員から協力者を仰ぎ、16名の会員の協力により33の講義内容を準備することができました。講義内容は事前に生徒へ伝え、興味ある講義を選んでもらい、なるべく希望に添うように同窓会で振り分けを行いました。
当日は1時間目に2年生全員に進路紹介セミナーについてのオリエンテーションを行い、2〜4時間目はあらかじめ決められた講義を受講するという流れで行われました。
講義内容は、限られた文字数では全てを説明できませんがその一部を紹介しますと…講師自身の体験（目的が持てなかった高校時代、進路を選べずに卒業を迎えた話や、学生時代から就職までの道のり、進路決定に必要な知識等）に基づく、高校生が聞きたくても誰に聞いてよいかわからない話や、留学の話、公務員、教員、国家資格を生かした医療・福祉の職業説明、開発・研究を職業とする講師の話や就職から幾つかの職業を経験し独立に至った話等でした。
様々な職業の紹介を！と思いながらも職域は広く、彼らが興味をもってくれる職業人を集められたどうかという問題も残りましたが受講後のアンケートの評判もよく、今後、山高と同窓会を結ぶ活動の1つとなっていけばと思います。
今年度も12月か3月あたりにセミナーを開催したいと考えております。会員の皆様！後輩のために実体験をお話いただき、セミナーにご協力をいただければと思います。同窓会ホームページの情報をアップして参りますのでご協力をお願い致します。
（2期生 松井孝子）
私は、進路セミナーで福祉とは何かについてと、自分が福祉の大学に進学し仕事を始めるまで、何をしてきたのかなどの話をしました。各回12・3名ほどの学生が話を聞いてくれました。机をコの字型にしたこともあり、学生と近い距離で話をすることができました。また、学生から、大学選びについて資格の取得方法などについての質問が出ました。内容は様々でしたが、学生が実際に働いている人に質問ができるというのはなかなかできないことなので、これからも続けていけたら良いのではないかと感じました。
（17期生 佐藤寛子）
講師を経験して良かったことは自分の仕事の再点検が出来たことです。講義の資料をまとめていく過程で、この仕事の原点、初心の気持ちに戻れました。生徒の印象は、座学では熱心な子、眠そうな子、寝ている子がいたけれども、マッサージ体験の実技では、積極的に取り組んでくれたので、私の指導も熱が入り楽しかったです。生徒から元気をもらった気がします。母校には改めて愛着のようなものも沸いてきました。このような素晴らしい体験が出来る機会を開いていただいた同窓会役員方、山高の先生方、有難うございました。
今後は生徒にだけでなく、山高の同窓生同士、このような講座を開いて互いに交流できたらと思います。
（11期生 草薙和春）
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